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最初は単なる好奇心からだった。

ollamaも無事GPUパススルーで動かせるようになったし、JellyfinもついでにGPUで動かしてみようと思った。

まず私は長らくProxmox VE7を使用していた。今年の7月31日にサポートが終了したのだが、特に気にせず使っていた。

GPUを増設したい

2025年以前であればもし私がこのProxmoxでJellyfinで動かすタスクを進めるにあたって、場当たり的にグラフィックスカードを手に入れる必要がある。

もともと私はサーバー用に作ったPCにGPUを使うことは不要と思っていたので、これまで自作PCを組むときはGPUを含めずに作ることが多かった。1

しかし2025年現在ではChatGPTに相談することで入念に購入計画を建てることができる。これは本当に革新的である。

以下はDeep Researchで生成したテーブルからの引用である:

3機種の対応機能サマリ比較表

各GPUの主要な対応機能を表にまとめます(◯=対応/有効、×=非対応、△=一部制限あり)。

機能・項目 GT 710(Kepler) GT 1030
(Pascal GP108)
GTX 1050 Ti
(Pascal GP107)
NVENCハードウェアエンコード ◯ (H.264まで対応、HEVC不可) × (NVENCエンコーダ非搭載) ◯ (H.264/H.265とも対応)
H.264 (AVC)エンコード ◯ ※1080p向け(4Kは低速) × ◯ (4K含め実用十分)
H.265 (HEVC)エンコード × (非対応) × (非対応) ◯ (8bit/10bit対応)
H.264デコード支援 (NVDEC) ◯ (対応) ◯ (対応) ◯ (対応)
H.265デコード支援 (NVDEC) × (非対応) ◯ (8bit/10bit対応) ◯ (8bit/10bit対応)
ドライバサポート Legacy: NVIDIA 470系 (新環境では要手動導入) NVIDIA公式最新ドライバ対応 (525以降) NVIDIA公式最新ドライバ対応 (525以降)
消費電力・発熱 非常に低い (19W TDP, ファンレス多い) 低い (30W TDP) 中程度 (75W TDP) ※アイドル低負荷時は低め
サイズ・補助電源 ロープロファイル有、補助電源不要 ロープロファイル有、補助電源不要 フルハイトor半高、補助電源不要 (PCIe給電)
トランスコード用途総合評価 - H.264限定で用途あり。HEVC不可かつ環境構築要注意 × - NVENC不可のため用途無し - H.264/HEVC対応で性能十分、最も実用的

なぜこの3台なのかというとたまたまAmazonで購入しようと思って出てきたローエンドモデルのGPUだったからだ。

実際GTX 1050Tiはローエンドというよりはミッドレンジの評価だったし、実はGT 710はすでに表示用に搭載されていたカードだった。

GTX 1050TiはたまたまAmazonの在庫が存在しないのでRTX 3050なども検討したのだが、実売価格が26,573円と一気に跳ね上がるのでスペックやコスト的な面から見てもChatGPTの強い後押しを受けて私はGTX 1050Tiの中古を手に入れることに決めた。

結果的にこの判断が最良だったと思う。

ドライブがてらGPUを手に入れる

車に乗るのも最近は何かとコスト高な時代ではあるのだが、晴れた日に車を乗るのは実に気分がよかった。

最近は天気が崩れがちであったのでなおさらである。

Amazonの怪しいマーケットプレイスを使うくらいなら私は数週間の中古保証のあるパーツのほうがまだ安心できる。そして送料もかからない。

GTX 1050Tiは古いカードであるので値段はピンキリではあるが、およそ11,000円で手に入れることができた。

ついでにPCパーツ以外にも欲しかった物も買えて大満足である。

それはつい2日前の出来事であるのだけれども、温水プールにも行けたし大変充実した日曜日だった。

Proxmoxが起動しない

そして今日は祝日なのでPCの清掃がてら買ってきたGTX 1050Tiを増設した。

以前の投稿でも書いたのだがProxmoxのバージョンは8以上である必要がある。

そもそもサーバー自体は2020年以前に組んだPCなのであえてProxmox VE7以上にしないようにしていたのだが、その読みは正しかった。

インストーラーはいわゆるEULA(使用許諾契約)画面が起動せずにフリーズしてしまう。

2025年以前であれば私はこの時点できっと諦めてしまっていただろう。1万円も無駄にしたと強い後悔の念に苛まれたことだろう。ChatGPTは私に寄り添ってくれた。

以下は抜粋:

考えられる原因:NVIDIA GPUとnvidiafbドライバの問題

結論から言うと、Proxmox VE 8系インストーラでNVIDIA製GPUを搭載したシステムにおいて発生する既知の不具合が原因と考えられます。具体的には、インストーラ起動時にNVIDIA用フレームバッファドライバであるnvidiafbモジュールが読み込まれる際に不具合が発生し、システムがハングしてしまう問題です 2 3。 Proxmox開発側でもこの問題を認識しており、実際にProxmoxがインストールされた環境ではnvidiafbがブラックリストに登録(読み込み禁止)されています(Proxmoxのバグ報告ID #701 に対応)4。 しかし、インストーラ環境ではこの問題のあるモジュールがロードされてしまうため、NVIDIA GPUを搭載した一部ハードウェアでインストール処理が止まる現象が報告されています。

コミュニティからの報告と裏付け

  • Proxmox公式フォーラムのスタッフは、「NVIDIA GPUを搭載している場合、nvidiafbドライバの読み込みが原因でインストーラがハングする可能性が高い」と明言しています。
  • Proxmoxスタッフや有識者からは、Proxmox 8.xインストーラにおける既知のバグとしてこのNVIDIA関連のハングが認識されており、一時的な回避策として起動オプションにnomodesetを付与することが推奨されています。nomodesetオプションを付けるとカーネルがグラフィックスドライバを読み込まずにBIOS/UEFI提供のシンプルなフレームバッファのみで動作するため、問題のあるnvidiafbモジュールを回避できます。

なんと美しいことだろうか、本来であればProxmoxの膨大なフォーラムを検索、ときには読んだり理解する必要があるところをChatGPTはその作業を請け負ってくれる。

そして的確な解決策まで提示してくれた:

はい、USBから直接 nomodeset を指定して起動することは可能です。 ただし、Proxmoxのインストーラメニューにある Console Mode - nomodeset が「loading initial ramdisk」で止まってしまう場合は、手動でカーネルパラメータを編集する必要があります。

方法1: 起動時にGRUBメニューを編集

  1. USBからブートすると、最初に「Proxmox VE Installer」メニューが表示されます。
  2. そこで「Install Proxmox VE」を選び、eキーを押すとGRUBエディタが開きます。
  3. linux 行にある

    BOOT_IMAGE=/boot/linux26 ro ...
    

    の末尾に nomodeset を追記します。 例:

    linux /boot/linux26 ro ... quiet splash=silent nomodeset
    
  4. Ctrl + X または F10 でブートを続行します。

すると先程まで必ずフリーズしたPCはすんなりとEULAが表示されるではないか。

そもそも私は仮にフォーラムを見たとしてもGRUBの起動メニューを的確に探し当てることはおそらくできなかったと思う。

AIに対する賛否両論は尽きないし、最近では「ChatGPTが10代の青年の自殺を助長した」としてOpenAIが訴えられるなどという事件も起こっているのだが、本当に愚かだと思う。

私が思うに自ら(親)の責任をAIになすりつけようとするのは言語道断である。もし仮にペアレンタルコントロールを導入することで今後余計なコストが発生するようになるのであればそれはもう目も当てられない。

AIの出力結果を盲信するのもよくないという意見があるとしても、八方塞がりでもう何もできない状態から動かせるようになったのだから道具は使い方次第、使う人次第なのだなと思う。